なぜ、就職先に 三光合成株式会社 を選んだのですか？

電子情報工学科の宇宙関連の研究室では、観測データ抽出のためのプログラミングに没頭していましたが、情報処理系の仕事に就くことにためらいがありました。富山で就職したいと考えていましたので、他の分野や富山県内の企業を調べ、見つけたのが三光合成でした。企業説明会で設計に興味を持ち、知識や経験が無くても素養や意欲があれば設計職に就けることを知り、入社を希望しました。以前から三光合成に勤めている友人からの情報やアドバイスも、決め手になりました。

三光合成株式会社 では、どのような仕事をしていますか？

設計課に所属し、主に自動車の機能部品を製作するための金型を設計しています。金型とはプラスチック製品を成形する際に必要な金属製の型で、その型の中に加熱した樹脂を流し込み、樹脂を冷却して固めると型内に形状通りの製品が成形されます。全く知識や経験が無かったのですが、先輩方が設計した金型の3Dモデルを基に2D図面を描くことからスタートし、今ではアドバイスをいただきながら金型の3Dモデルの設計にも挑戦しています。自分のやりたい仕事に出会えました。

これからの目標と後輩への就活アドバイスをお願いします。

いつまでも先輩方に頼るのではなく、自分ひとりで考えて設計できるようになることが今後の目標です。そのためにも製品一つひとつの知識や経験を大切にしていきたいですね。就活生の皆さんへのアドバイスとしては、自分が興味のある分野や企業について詳しく調べ上げてください。もし可能であれば、その分野や企業に勤められている方と個人的にコンタクトを取り、いろいろ質問してみると良いと思います。企業説明会などでは知り得ない有益な情報を得ることができると思いますよ。