なぜ就職先に村昭繊維興業株式会社を選んだのですか？

大学で勉強する中で、伝統産業に興味を持ちました。地元、石川の伝統産業となった時に、洋服・アパレルが好きだったこともあり、繊維産業に目が留まりました。繊維業界については調べていく中で、川上・川中・川下といった過程があることを知り、村昭繊維興業は川上で最先端の機械を使った、かさ高加工などの糸の加工を行う会社だと分かりました。この川上の工程をそれまで全く知らなかったこともあり、機能や役割を持った糸を日本品質にこだわって石川から届けているところに惹かれ、この会社を選びました。

村昭繊維興業株式会社ではどのような仕事をしていますか？

主に原糸から加工糸へのかさ高加工など、糸の加工を行う機械の生産作業、点検をしています。フォークリフトなどを使った原糸の運搬・設置、原糸を機械に通す、糸掛けを呼ばれる作業、生産された加工糸のひとつずつチェックを行うチーズ検査と呼ばれる作業。このような原糸から加工糸への流れの一連の作業を担当しています。生産する糸の銘柄によって、機械の設定や糸掛けの仕方や難しさはまったく違うので、不良品をださないために、毎日の点検管理の作業を行います。

今後の目標と後輩への就活アドバイスをお願いします。

今後の目標は、生産の技術やスピードを上げることはもちろんですが、新規銘柄の糸の生産・機械の修理保全など、責任のある仕事をより任せてもらえるように努力しています。就活アドバイスとして、業界を絞って調査を進めることも大切ですが、自分に合った仕事の形を考えることが大切だと思います。働きがいや働きやすさなど、人によって求めるものは違ってくるので、理想の形が分かっていれば、まったく想定していない業界でも興味とやりがいを持って取り組める仕事がきっと見つかると思います。